ネットショップの始め方

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ネットショップで何を売るのか2

ネットショップを始めようという人は、ある程度すでに売りたい商品が決まっている人も多いと思いますが、売り始める前に解決しなくてはならない問題についてお話しています。

前回は「送料について」と「よそには無い何か」についてちょっとお話ししました。

商品価格の問題

ネットショップにしろ、実店舗にしろ、お客さんから商品を買ってもらうには、お客さんに何らかのメリットを提供できなくてはなりません。

よそとは違う何か、つまり差別化です。

前回、差別化で一番良いことの一つは、よそには無い商品を売る事だとお話ししました。
これは直接売っている商品自体は同じでも何らかの付加価値を付けることが出来れば、よそには無いような商品を売っていると言えます。
また実際にはよそにあっても、『よそに無い』とか『無さそうだ』とお客さんに思ってもらえれば良い訳です。

またamazonなどの様に、よそには出来ないような膨大な品揃えというのもそうです。

ですが現実には、あまりに多くのひと達は、取り敢えず目に付いた仕入れられる商品を安直に売り始めてしまいます。

一番多い失敗パターン

何も考えずに売り始めたので、もちろん付加価値とか差別化等という事は思いつきもしません。

そうするとどうなるのでしょうか?

ほとんど売れないという当然の結果が待っています。

商品が売れないと、在庫を抱えてしまったり、経費の支払いに追われたり、という困った状況に陥ってしまいます。

このように困った状況に陥った人のほとんどが考え付く解決策が1つあります。

それは値下げです。
安売りさえすれば売れるだろうという発想です。

実際に、多くの人たちが安売り競争に走ります。
ですが、普通の人は安売り競争では絶対に勝てません

資金力のあるところは大量に商品を仕入れることが出来ますので、同じ商品でもそもそもかなり安く仕入れることができます。
販売力のあるところは、薄利でも大量に売ることが出来れば儲けることができます。
つまり大企業などの方が圧倒的に有利だという事です。

ですから、あなたはこれらの人たちに勝つことは出来ません。

そしてもうひとつ。
安売り競争に突入すると、頭の悪い人にも絶対に勝てません。

何も考えていない人は、仕入れ価格よりも平気で安く売ってくる人もいます。
大量に仕入れ過ぎて不良在庫となった商品を投げ売りするというひともいるでしょう。

また、仕入価格よりも高く売っていたとしても、普通は販売コストが掛かります。

ですから販売価格を決定する時には「仕入れ価格ではなくコストを含めた原価は幾らなのか」ということを考えなくてはなりません。
ですが、この点を何も考えずに、仕入れ価格のみを考えて販売価格を決定する人は大勢いるのです。

利益を出せないで売り続ければ、遅かれ早かれそのビジネスは破綻します。

この安売り、実店舗であれネットショップであれ同じことが言えるのですが、特にネットショップの場合は深刻な問題です。

ネットのメリットとして、瞬時に移動できるので物理的距離が関係ありません。
ですから世界中(日本中)からお客さんに来てもらえるということがネットショップのメリットとして言われます。

確かにこれはメリットでもあるのですが、逆に恐ろしい点でもあるのです。
瞬時に訪問して貰えるのならば、瞬時に出て行くこともカンタンなのです。

つまり価格でお客さんを集めるという事は、他がもっと安いと知れば、その人は瞬時によそに移ってしまうという事なのです。

価格でお客さんを集めるということは、価格に敏感なお客さんを集めてしまうことなのです。

これが実店舗であれば、どんなに安くても、その安いお店が遠ければわざわざ買いに行かないで、多少高くても近くのお店で買ってしまうこともあります。
また、お店に入って、手ぶらでお店を出るのに気が引けてなんとなく買ってしまう人も案外います。

ですがネットでは、それらは一切通用しません。
価格で呼び寄せた人たちは、他で1円でも安いと知れば、その瞬時にあなたのネットショップを去って行きます。

それこそクリック一つで済みます。 何の躊躇も要りません。

つまり価格でお客を呼びよせるネットショップは、それこそ世界中(日本中)で一番の安値を維持できなければ、瞬時に売上を失うのです。

これは価格比較サイトなどでは特に鮮明で、一番安い商品が、わずか一円でも高くなって二番に順位を落とすと、その瞬間から売上は激減するそうです。

出て行く