ネットショップの名前の決め方2
ネットショップのネーミングのポイント
さてそれでは、ネットショップ売上に影響する名前の決め方についていくつかポイントをお話しします。
名前からショップの内容がすぐにわかること
名前をパッと見てどんな内容のネットショップなのか分かるか連想される必要があります。
造語や外国語でも名前は構わないのですが、その場合も「どんなお店なのかさっぱりわからない、イメージ出来ない」ではまずいのです。
外国語の場合、自分では「普通に通じるだろう」と思っていても、ほかの人に本当に通じているでしょうか?
特にあなたのネットショップの客層の様な人たちに通じているのかを強く意識する必要があります。
前にTVを見ていた時のことです。
「通行人に日本地図を見せて沖縄県の位置を指して貰う」と言う内容だったのですが、なんと「佐渡」を指した人がいて、びっくりしました。
日本人でも、常識と思っていることが通じないこともあると言う事ですね。
ましてや外国語ならば、日本語よりも確実に通じない人が多いのは間違いないでしょう。
お店の内容が分かり難ければ、わざわざサイトの中身をあちらこちらと調べてまで確認する人はまずいません。
それでもサイトを見るのは、よほど何か注意を引くものがあった時くらいです。
ほとんどのお客さんはさっさとページを閉じてしまいます。
ショップ名は憶えやすいこと
ネットショップでは、名前が憶えやすいというのも意外に重要です。
ネットでは、「一旦お気に入りに登録してしまったので、よく利用するネットショップでも名前はうろ憶え」と言うことも少なくありません。
すぐにあなたのネットショップを見つけた段階でお気に入り登録して貰えていれば問題ないのですが、いったんネットショップを去った後、後日やはり気になってもう一度訪れることも少なからずあります。
その時に、ネットショップの名前で検索したくても憶えていなければもう訪れることが出来ないかも知れません。
また他人にネットショップを伝える場合も、面倒なアドレスよりも名前の方が伝えやすいと思います。
せっかくの口コミのチャンスを逃しているかも知れません。
名前は憶えやすいものでなければ、検索しようにも分からなければかなりのダメージとなります。
カタカナのショップ名と送り仮名に注意
例えば、カタカナだと
「ヴァイオリン」と「バイオリン」、
「ウェブ」と「ウエブ」、
「コミュニケーション」と「コミニケーション」、
「アボカド」と「アボガド」いったような、
単なる表記の違いだけでなく勘違いなどが多くなると言う可能性。
最後の果物のアボカドですが、これはなぜか、飲食店やスーパーなどでも「アボガド」と間違っているお店も良く見掛けます。
これはどちらが正しいとか間違っていると言う問題ではなく、
検索で見つけてもらえない可能性が高くなるのが問題なのです。
送り仮名にしても同じで、
例えば「売上」、「売り上げ」、「売上げ」違いがあったりします。
最近の検索エンジンは賢くなってきているので、ちゃんとヒットする場合もありますが、検索し方や検索エンジンに因っては、検索対象に含まれなくなるリスクも高くなってしまいます。
ですから出来るだけ、その点も考慮してネットショップの名前は決めましょう。
同じ名前や似た名前のネットショップ
そして同じ名前のネットショップが無いか事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
もしも同じ名前のネットショップがあったら、後発のあなたのショップの方が検索で不利になってしまいます。
下手をすると、あなたのお店を探そうとして検索した人がそのまま同じ名前のよそのネットショップに流れてしまうということもあります。
なお、同じような名前のネットショップがあった場合、法的に問題になる場合もあり得ます。
特に有名なお店や大手と同じような名前だと、たぶん訴えられます。
訴訟になれば、経験的にも資金的にも大手が圧倒的に有利です。 また結果的に勝訴したとしても、とてもお金と時間が掛ると思います。
ですから迷った時にはその名前は使わない方が賢明です。
他にも、ネットショップの名前の決め方については、まだまだたくさんのポイントがあるのですが、あまりに多くなるので、今回はこれくらいにしておきます。
少しずつ更新していますので、機会があったら、また詳しく紹介したいと思います。